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ピアニスト / アミューズソフトエンタテインメント スコア選択: ★★★ イザベル・ユベール主演、カンヌ映画祭グランプリ、主演女優賞、主演男優賞受賞作品。 ピアノ教授のエリカ(イザベル・ユベール)は、幼い頃から厳格な母に厳しく育てられ、遊ぶことも許されない人生を送っていた。母の望みだったコンサートピアニストになれなかったエリカはそんな自分を責めながら、中年になってもまだ母と2人暮らしをし、母の言いなりになっていた。恋の経験も無く母に支配され続けてきたエリカは、純粋に異性と接触することもなく、屈折した性癖を持っていた。ある日、才能あるピアノの生徒、ワルター(ブノワ・マジメル)がエリカに恋をする。ワルターは積極的に彼女に愛を求め、その内エリカも彼を追うようになる。が、彼女の異常な性癖によって2人の恋の行方は・・・・ 一言で言うと、1人のエリート女性の『歪んだ性』がテーマになっている作品です。人間の『性』は、日本でもハリウッドでも、とにかくあらゆる映画や小説で常に焦点を当てられ、描かれ続ける、私達人間の永遠の、そして最大のテーマ。 その、本来人間の持つ欲望であり快楽であり、愛の形であるはずの『性(sex)』が、エリカの場合その人生においてあらゆる欲を押さえつけられ過ぎてきた為か、少々ショッキングな快楽の形となっています。殆ど笑顔を見せないすっぴんの、しかも名門大学のピアノ教授、エリカ。その表情の無い顔で、淡々と1人でポルノを見たり、覗き部屋に行ったりしていて、最初からその場面がなかなか衝撃的ではあります。きっとその行為だけが、彼女に取ったら唯一現実逃避であり、母への反発の表現なのでしょう。その他にも「ん?何してるの?」的なやや意味不可解なちょっと不気味な場面もあったりして・・・。 そんな人生を過ごしていて、ある日突然あんな素敵な若い青年に好かれてしまうのですよ。 ブノワ・マジメル扮するワルターは、コレ又私好み(*^^*)ブロンドに青い目、背が高く上品な物腰の彼に言い寄られたら、そりゃあ誰しも戸惑うでしょう。 そんなイケメンのワルターが何故エリカを好きになったのかは確かに少々疑問だけど、彼に愛された彼女は、勿体無くも素直に彼の愛を受け入れられないのです。(あぁ、ほんと勿体無い!)受け入れたくてもどうすればいいのか分からない・・・・それほど彼女は重症なのですよ。 頭では分かっていても、身体が付いていかない・・・・とでも言いましょうか・・・。 でもきっと、エリカは生まれて初めて一生懸命好きな男のためにどうにかしようとする・・・。その、最初はすっぴんのエリカが、少しずつ髪型やメイクを変えていき、『女』になっていく様は、健気でそして実にやりきれない・・・・余りにも何もかもが不器用すぎて、不器用を通り越して歪みきっていて・・・・ そしてラストは・・・・恋に翻弄された哀れでプライドの高いエリカが、彼女自身がどうしようもなく選んだ結末を迎えることになるのです。 主演のエリカを演じたイザベル・ユベールは、私は全く持ってこの作品が初見なのですが、実にその石のような女から可愛らしい女への変化を上手く演じてくれています。 もともとフランス映画も滅多に見ませんし、この作品に決して感動したわけではありません。事実途中何度も眠たくなりましたし・・・(^-^; でも、ワルターが戸惑うエリカを追いかけて、トイレの扉を乗り越えて彼女を引っぱり出して強引にキスをするシーン(DVDのパッケージ画)などはとても美しく、その恋があまりに複雑だと分かっているだけに切なくて、そして石のような主人公の女性の『性』があまりに歪で、そう言う意味で、私の心に強く強く印象に残っている作品です。 ●ブログランキング☆BITZ ↑ポチッとして下さる皆様、ありがとうございます☆
by non_non21
| 2005-10-16 14:33
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