三谷幸喜脚本、監督、役所広司主演。
大晦日の夜のホテルアヴァンティ。マスコミから逃げ回る問題のある政治家、愛人の存在を隠そうとする権威ある学者とその愛人、情緒不安定な国民的演歌歌手等々それぞれ風変わりな宿泊客達、そしてホテルに仕えるこれまた個性的で愛すべきキャラの面々が繰り広げるドタバタ年越し物語。
予告でも散々言われてましたが、本当に日本の芸能界のトップ勢揃いの超豪華な作品です。三谷さんらしい、見てる私達を飽きさせない作品。私達が憧れて止まないスター達の怒り、笑い、困惑、その全てを最初から最後まで見尽くさせてくれる映画でした。
三谷さんの才能は言うまでもないけど、やっぱり役者さん達が凄い。主演の役所広司さんってほんと良い!彼は実に格好いいし、笑えるし、泣かせるし。後、伊東四郎さん、佐藤浩一さん、西田敏行さん、慎吾ちゃん、オダギリ、エトセトラエトセトラ・・・・みなさん凄く良いです!
そうそう、『組!』ファンからすれば、久々の局長と鴨さんのご対面もなかなか感慨深いものがあったりして・・・。
実は笑いに関してだけは『笑いの大学』の方が私的には好きだったりするのですが、この『THE有頂天ホテル』では、贅沢で美味しくてお腹一杯・・・そんな気持ちにさせてもらいました。