マシニスト
クリスチャン・ベール主演。
1年間一睡も出来ず、骨と皮になっている工員のトレバー。ある日工場の駐車場で、同じ工場で働いてると言うアイバンと名乗る初対面の男に話しかけられる・・・・
主役の男が精神的にドンドン追いつめられるこの作品。ラストが分かると面白かった~って感じなのでしょうが、とにかく見ているこちらもどんどん苦しくなってきて、またまた思わず早送りしながらの鑑賞となってしまいました(^^;) いけませんね~こんな弱々しい精神じゃあ・・・・
いやしかし、ある程度内容は知っていたけど、あんまりにもやせ細り骸骨のような顔になってるクリスチャン・ベールを見ていると本当に苦しくなりますよ。後、全体的に青味がかった映像も、彼の苦悩をよく表していますよね。
デ・ニーロさんやレニー・ゼルウィガーなどが、器用に痩せたり太ったりするのをこれまで見てきましたけれども、ここまでやせ細った役者さんを見たのは流石に初めてです。っつか、殆ど病気。よくこれで演技出来たもんですよ。脚本では主人公は『歩く骸骨』と比喩されていたそうなので、全く持ってその通りの姿。とにかく「絶食」で痩せたそうだけれども、普通は体壊すでしょ~!っていうぐらいのクリスチャン・ベールには、あっぱれです。
私こそ本当に痩せなければならないわけですが、ここまでは・・・無理です!無理っ!!!
それから、こういうドヨ~ンとした作品には、ほんと、ジェニファー・ジェイソン・リーってお似合いですな(^^)
それでも今の私には、正直少々キツイ作品でした。この手の映画を見るときは、自分が元気な時が良いですね・・・(^^ゞ