秘密のかけら
CAST:ケヴィン・ベーコン、コリン・ファース、アリソン・ローマン 他
1972年、ロサンジェルスの野心的な女性ジャーナリスト、カレン(アリソン・ローマン)は、15年前におきたショービジネス界のある事件を取材していた。それは、当時国民的人気を博していたデュオ、ラニー(ケヴィン・ベーコン)とヴィンス(コリン・ファース)に起きた事件だった・・・
1950年代、古き良き時代のアメリカの国民的人気スターに起きた事件。
謎のまま闇に葬られ世間から忘れられようとしていたその事件の謎を、ある若く美しいジャーナリストが解き明かそうとかつてのスターに近付いていく。彼女にとったら彼らは幼い頃からの英雄。
しかし、事件の真実を探ろうとすればするほど、彼らの見てはいけなかった真実が見えてくる・・・・
マフィアと交流しSEXとドラッグにまみれ、国民に決してみせることの出来ない私生活を送っていた当時のスター達。そんな彼らの光と影を描いた作品です。
謎解きとか、彼らを英雄として慕っていた女性が彼らの危険な本性を暴いていきまた巻き込まれていくという展開自体は面白いはずなんだけど、結局全体的にインパクトがイマイチ。
実話っぽいなぁ~なんて思ったんだけど、そうじゃないようで。
でもこのお話が実話だったらもっとリアリティがあって迫力があったのかも知れないなぁ。
ケヴィン・ベーコンとコリン・ファースという名優二人が出てるって事でかなり興味津々、期待したんだけど~。
ケヴィン・ベーコンはやっぱりもっと灰汁の強い役の方が彼の魅力が出ると思うし、コリン・ファースに至っては・・・・彼らしくなかった・・・・(涙)
ジャーナリストのアリソン・ローマンって女優さんも、美人かどうか微妙な感じ。
なんかフツーなのね。もっと色っぽくて芯の強そうな女優さんの方が良かったかも。
と、何だかいろいろ残念な感じのする作品でした。