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![]() CAST:イッセー尾形、佐野史郎、桃井かおり 他 1945年、第二次世界大戦敗戦直前の日本。焼け野原になった東京の中で整然と残った皇居。壊滅的な状況の中、国民から現人神と崇められた天皇ヒロヒトは・・・・ ロシアの名監督がメガホンを執った作品。彼が独自でリサーチし、彼らの視点から撮った昭和天皇の姿。そして外国人だからこそ作れた作品。 日本では上映不可能と言われた作品でした。でも、日本人だからこそ見ておくべきだと思うし、日本人だからこそ興味深く見れる作品だと思います。 昭和天皇の素の姿・・・・それは当時、国民皆が彼を崇め彼のために戦った、そんな「神」であるはずの「人」としての姿。誰もが見てはいけなかった、見ることの出来なかった姿。 どこまでが事実かは置いておいて、しかしおそらくこういう心の流れから、昭和天皇ヒロヒトは「人間宣言」にまで至ったのだろうと思わずにおれませんでした。 多くの国民が息絶えボロボロになり、最早人の住む場所ではなくなった日本の中で、ただ淡々と静かに昭和天皇の周りを流れる空気。 既に壊滅的になった日本の状況や追いつめられた軍部の様子から見ても、それはあまりに異状な空気で不気味なほど平穏。 しかし間違いなく、それまで長きに渡って「神」と言われ続けた彼が、自身の未来をどうすべきか苦悩し悶絶していた。静かな中で、彼のために戦い散っていった国民のことを思い、悲しみに暮れていた・・・ 私は右でもなく左でもないノンポリです。ただ、かつての大戦のような悲劇が二度と繰り返されないようにと願っているだけ。 昭和天皇のことも、敗戦時に「人間宣言」されてその後は日本の「象徴」となり・・・と、歴史で学んだだけで、決して神路を返上された時の彼の心に目を向けた事は無く、全てあくまでも歴史の一部として学んだのみでした。いずれにせよ、皇室の中の事は今でも尚公にされにくいのですし。 しかしよく考えてみればそれは実に興味深い事で、日本人だからこそ気になる事で、こうして「人間ヒロヒト」を映像にして描いた『太陽』はとても深く心に残る映画となりそうです。 ゆるやかな展開や台詞と台詞の間に流れる静けさは、退屈に思えそうだけど私は寧ろ緊迫したものを感じ、そこには神が人間となる直前の天皇ご自身の一世一代の決断への緊張感、国民が直後に味わうであろう大きな挫折への不安感が漂い、最後まで目をそらすことなく見ることが出来ました。 ![]() 私達が知っている昭和天皇の特徴を実に良く捕らえ、その佇まいから何から昭和天皇その物。 侍従長の佐野史郎さんも凄く良いです。彼の冷めた冷たい目つきは、The日本人!ですね。 皇后陛下に扮した桃井かおりさん、決して皇后ご自身に似てはいないけど、その存在感は桃井さんだからこそ出せた物だと思います。 少し靄がかったような独特な映像や緊張しているようなそうで無いような空気感、そして素晴らしい役者さんの演技というだけでも、一見の価値ありの作品だと思います。 ![]() ![]() ↑ポチッとして下さる皆様、ありがとうございます☆
by non_non21
| 2006-08-21 12:37
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